東芝セミコンダクター&ストレージ社は13日、監視カメラ向けの大容量3.5インチHDD「MD03ACA-V」シリーズを製品化し、5月より量産、出荷を開始したことを発表した。
MD03ACA-Vシリーズは、24時間稼働に対応した監視カメラ向けの3.5インチHDD。監視用デジタルビデオ録画機(SDVR)、監視用ネットワークビデオ録画機(SNVR)、ハイブリッド型監視用デジタルビデオ録画機(Hybrid SDVR)などのビデオ録画用途に適しているという。
インタフェースはSATA3.0(6Gbps)で、512バイトのセクタ長を採用した。MTTFは100万時間で、稼働温度範囲が0度~70度、回転振動補正機能など、高い耐久性と安定性、環境適応性を有する。ラインナップは、2TBモデル(MD03ACA200V)、3TBモデル(MD03ACA300V)、4TBモデル(MD03ACA400V)。
以下共通で、回転数が7,200rpm、平均回転待ち時間が4.17ms、バッファサイズが64MB、消費電力(リード/ライト時)が11.3W。本太サイズはW101.6×D147×H26.1mm、重量は最大720g。