MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上プライマリー生命保険は12日、島根銀行と福岡中央銀行で通貨選択型定額個人年金保険『みらい、そだてる』を販売開始した。
『みらい、そだてる』は米ドル、豪ドル、ユーロ、日本円にニュージーランドドルを加えた5種類の通貨から契約通貨を選択し、契約時の積立利率により運用した年金原資を基に年金を支払う通貨選択型の定額個人年金保険。
運用期間(積立期間)は「3年、5年、7年、10年、15年」から選択できるため、資金の性格にあわせた運用が可能だという。また、顧客のニーズにあわせて、「積立(ターゲット)コース」と「定期支払コース」の2つのコースがある。
「積立(ターゲット)コース」では、契約時に105%から200%までの1%刻みで目標値を設定することで、契約日から1年経過以後、目標達成の判定を毎営業日行う。目標達成した場合は、自動的に円建年金に移行するため、為替変動のタイミングを捉え「しっかりふやして、未来をそだてたい」というニーズに応えることができるという。「積立」とは、積立利率による増加分(運用収益分)を払出すことなく積み立てることをいう。よって、同該コースを契約しても、積立預金のように、顧客が定期的に資産を追加で預け入れることはできない。
「定期支払コース」では、契約日後の毎年の契約応当日に、定期支払金(直近1年間の積立利率による利息相当分)を受取れる。定期的に運用収益が得られるので、「使いながら、未来をそだてたい」というニーズに応えることができるという。
『みらい、そだてる』は、顧客のニーズに合わせたスタイルで将来に備えることのできる年金保険として、魅力ある商品となっているとしている。