コールマンジャパンはこのほど、2月に開催した「家族キャンプに関する意識調査」の結果を発表した。家族キャンプ経験者と未経験者を対象に、自然体験がもたらす親子コミュニケーションおよび子供の成長への影響について調査を実施した。対象は3~12歳の子どもを持つ男女計524人。
家族キャンプ経験者264人に対し、「キャンプを体験したことで子供の意識や行動に良い変化があったか」を聞いたところ、約77%が子どもの成長に良い変化があったと感じていると回答した。「自然への興味・関心が高まった」との回答が40.9%と最も多く、次いで「好奇心旺盛になった」が40.5%と続いた。具体的には「電気やガスがあるのが当たり前ではないと感じてくれた」や「虫嫌いの息子が、捕まえたクワガタを図鑑で探していた」といった意見があったとのこと。
家族キャンプ経験者がキャンプに行ったきっかけとしては、「自然とのふれあい」が72.7%で1位だった。2位以下は「自然の中で非日常的な体験を子どもにさせたい」(71.2%)、「家族とのだんらん」(68.2%)、「子どもの成長に良い影響があると思ったから」(66.7%)という結果になった。
家族キャンプ未経験者260人に家族キャンプ実施の意向を聞いたところ、80%が「とても行きたい」あるいは「機会があれば行きたい」と回答。未経験者にも関わらず家族キャンプへの意向が非常に高いことが明らかになった。家族キャンプに至らない理由としては「キャンプ道具を持っていないから」が67.3%と最も多かった。