三井不動産はこのほど、マレーシア・クアラルンプールにおける「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」及び、台湾・新北市における「(仮称)台湾林口アウトレット計画」の建築工事に着手した。
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「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」完成予想パース |
クアラルンプール国際空港敷地内
「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」は、東南アジアにおける同社初のアウトレットモール事業。第1期は、4月1日に着工しており、2015年初頭にしゅん工、開業を予定している。最終的には東南アジアにおける最大級のアウトレットモール施設へと拡張する予定とのこと。
敷地面積は、約18万平方メートル。店舗面積と店舗数は、第1期開業が約2万5,000平方メートルで約140店。最終期開業後は約4万6,300平方メートルで約260店としている。
台湾北部最大級のアウトレットモールが誕生
「(仮称)台湾林口アウトレット計画」は、台湾における同社グループ初の事業となる。4月25日に着工し、2015年後半にしゅん工、開業を予定しており、台湾北部最大級のアウトレットモール計画となる。敷地面積は、約6万7,340平方メートル。店舗面積は、約4万5,000平方メートル。店舗数は、約200店としている。
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「(仮称)台湾林口アウトレット計画」完成予想パース |
同社グループは、海外事業を成長分野の一つに位置づけている。アジアでは、中華人民共和国浙江省寧波市のアウトレットモール「杉井アウトレット広場・寧波」に続き、「(仮称)ららぽーと上海金橋」(2017年開業予定）を開発中。2012年に公表した2017年度までのグループ中長期経営計画では、計画期間中に欧米・アジアにおいて約5,000億円の投資を行うことを表明している。
