ベネッセホールディングスのインキュベーション部門EdTechLab(エドテックラボ)は、ウタゴエのスマートフォンアプリ「瞬間日記」を応用したアプリ「英語日記」(iOS)をリリースした。

9つのカテゴリーの例文を提供している

「瞬間日記」は、ウタゴエが展開するスマートフォン上でプライベート日記を書くアプリ(非公開型)。ベネッセは、英語の専門家との検討を重ね、日韓英語使用実態調査(ベネッセ教育総合研究所調査2006)の結果などからも、英語で日記を書く行為が継続的な英語利用のアウトプットにつながり英語学習に有効であると考え、「瞬間日記」と提携して「英語日記」を開発した。

「英語日記」は、英語で日記を書くハードルを下げるため、楽しい例文とスタンプを提供している。例文のカテゴリーは日常生活、恋愛、美容、グルメ、習い事・勉強など女性の生活シーンに沿った9種類。カテゴリーごとに20の英語例文、計180例文を提供し、合わせて例文を飾ることができるスタンプイラストも約120個提供する。

例文は変更できるので、状況ごとにアレンジを加えて書き換えできる。もちろん、一から英語日記を書くことも可能。その他、英語翻訳サイトのリンク集をつけるなど、スマートフォン上で英語を調べながら日記を記すこともできる。記した英語日記はカレンダーと一緒に残るため、いつでも読み返すことができる。

(左)スタンプイラスト (右)カレンダーとともに残るのでいつでも読み返せる

同アプリの開発にあたり、「英語で手帳にちょこっと日記を書こう(発行/永岡書店)」の著者で、ベネッセ「著者大学」で講師(著者大学教授)も務める神林サリー氏と永岡書店の協力を得た。実際に書籍で人気の女性の英語日記活用シーン、英語例文も取り入れている。

現在、提供はiOS版のみとなっているが、AndroidOS版の提供も予定している。