ネオマーケティングでは4月22日～23日、これまでに部下をもったことのある全国の20歳～59歳の男女300人を対象に「五月病」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

どのような症状があったら部下が五月病だと思いますか?

五月病を疑う症状は「常に疲れているように見える」

まず、どのような症状があったら部下が五月病だと思うかを尋ねたところ、1位は「常に疲れているように見える」(51.3%)、2位は「口数が少なくなる」(50.3%)、3位は「すぐに疲れを口にする」(30.7%)という結果となった。一方で「食欲がなくなる」や「飲酒、タバコ、コーヒーの量が多くなる」など、身体的な症状は下位となった。

次に、部下に対して五月病を未然に防ぐために心がけていることを聞いたところ、1位「話をよく聞く」(49.0%)、2位「頭ごなしに怒らない」(34.0%)、3位「部下に理解できるように説明する」(31.0%)となった。

また、部下が五月病になった場合の対処方法について尋ねると、最も多かったのは「話を聞いてあげる」で61.7%、次いで「そっとしておく」(25.7%)、「飲みに連れていく」(16.3%)が続いた。部下への五月病対策のアドバイスについては、「睡眠時間を多くとる」が38.7%で最も多く、以下「運動をする」「おいしいものを食べる」が続く。

部下が五月病になった場合の対処方法は?

部下が五月病にかかった場合、上司である自分にも責任があると思うかを尋ねたところ、全体では「とても思う」(6.3%)、「まあまあ思う」(35.3%)、「あまり思わない」(9.7%)、「全く思わない」(7.3%)となった。

部下が五月病にかかった場合、上司である自分にも責任があると思いますか?

自身の五月病には「そっとしてほしい」が半数以上

一方で、自分が五月病になった場合、周りからどのように対処してほしいかを聞いたところ、「そっとしておいてほしい」が53.7%と最も多く、以下「話を聞いてほしい」(36.0%)、「飲みに連れて行ってほしい」(11.0%)が続いた。

また、自分が五月病になった場合、原因として考えられるものを尋ねると、1位は「仕事に対する不安」「職場での人間関係」がそれぞれ52.7%という結果となった。