J-POPカルチャーの祭典「KAWAii!! NiPPON EXPO 2014」が10日、千葉・幕張メッセで行なわれ、きゃりーぱみゅぱみゅ、剛力彩芽、板野友美、中川翔子、でんぱ組.incらアーティスト総勢38組が競演した。

「KAWAii!! NiPPON EXPO 2014」に登場したきゃりーぱみゅぱみゅ

同祭典は、原宿や秋葉原、J-POPやアニソンなど、海外で評価が高いJ‐POPカルチャーを体感できる入場無料の大型イベント。第1回となったこの日は、原宿が発信する「HARAJUKU KAWAii!!」から、きゃりー、剛力、板野、中川らのアーティスト、秋葉原が発信する「アイドル横丁」からは、でんぱ組.incを始め、9nine、SUPER☆GiRLS、東京女子流、PASSPO☆、Rev.from DVLらのアイドルグループが集結し、3つのステージでライブパフォーマンスを行った。

福岡・博多で活動するRev.from DVLのメンバーである橋本環奈は「すごくたくさんの人が来てるので、みなさんと一緒に楽しめたら」と"天使すぎる"笑顔で意気込み、「逢いにきんしゃい」を含む全3曲を元気いっぱいに披露すると、会場は「可愛い~!」と大盛り上がり。アイドルグループたちのトリを飾ったでんぱ組.incは、「サクラあっぱれーしょん」などの5曲を独特のパフォーマンスと共に歌唱し、リーダーの相沢梨紗は「最後まで楽しんでくれてありがとうございました!」と、大興奮の観客に手を振った。

また、「こんなに広いところでライブをやるのは久しぶり。今日は“カワイイ”をアピールして帰りたい」と話した板野はヘソ出しファッションで会場を魅了し、「友達より大事な人」でプロペラダンスを披露した剛力は、「一緒に踊ってくれてるのが、こっちからも見えました!歌を届けられて幸せです」と満面の笑み。一方、宇宙をイメージしたファッションで登場した中川は、「今日は"カワイイ"を吸い取って帰りたい。笑顔も涙も飲み込んで、未来に向かって突っ走るぞー!」と叫んで観客を盛り上げていた。

全ステージの大トリを務めたきゃりーは、「舞台袖ででんぱ組.incを見てたけど、アイドルの人がたくさん出ていて、とても楽しい」と上機嫌で、初披露の新曲「きらきらキラー」や「にんじゃりばんばん」の振付けを集まった観客に教えながら、全6曲をパフォーマンス。グランドフィナーレには、3つのステージに登場した出演者たちが勢ぞろいし、会場一体となった「“カワイイ”ー!」の声で、延べ約2万2,000人が来場したイベントを締めくくった。