女優・佐々木希が主演を務める映画『呪怨 -終わりの始まり-』(6月28日公開)の予告編が10日、公開された。
本作は、日本国内のほかハリウッドでもリメイクもされて世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズの最新作。佐々木演じる小学3年生の担任・結衣は、不登校を続けている生徒・佐伯俊雄(小林颯)の自宅「呪われた家」に足を踏み入れることで、恐ろしい出来事に巻き込まれる。初のホラー映画出演となる佐々木やトリンドル玲奈のほか、『テラスハウス』出身の宮城大樹、『半沢直樹』の小木曽役でブレイクした緋田康人をはじめ、青柳翔、金澤美穂、袴田吉彦らが脇を固める。
今回公開された予告編は、冒頭から鬼束ちひろの主題歌「祈りが言葉に変わる頃」が不気味に流れる。呪われた家で「俊雄くん?」と呼びかけながら、その姿を探す結衣。やがて、結衣や女子高生グループ4人組に、俊雄と母・伽椰子が襲いかかる。振り向くと、そこには幽霊のようにたたずむ俊雄。彼の登場が呼び水となり、シリーズでおなじみ「あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"」のうめき声がこだまする。
伽椰子の日記や開かずの襖、謎の渦巻き、黒猫などシリーズならではのキーアイテムも多数登場。また、初のホラーに挑んだ佐々木の「助けて…」と命乞いをする姿や、恐れおののきながらの「キャー!」という悲鳴、ハッとしての後退りや息遣いの強弱など、さまざまなトーンで『呪怨』の恐怖を演じ分けている。
(C)2014『呪怨 -終わりの始まり-』製作委員会