俳優の渡辺謙が、『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)に声優として出演し、映画シリーズ初登場のオートロボット「ドラフト」の声を担当することがこのほど、明らかになった。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』場面写真(上)と、渡辺演じる「ドラフト」のトランスフォーム前の車の姿(下)

渡辺の声優出演は、マイケル・ベイ監督の公式サイトを通じて8日(現地時間)に発表。「渡辺謙とジョン・グッドマンというふたりの才能ある俳優を『トランスフォーマー』の世界に迎えることができて本当にうれしいよ」と、2人の出演を明かした。監督は「この業界で最も才能にあふれた“声”がオートボットたちに命を吹き込み、さらには、新しいキャラクターを世界中のファンに紹介できることができて本当に幸運だ」と喜びを現している。

渡辺とジョン・グッドマンは、新キャラクターとして登場する2体のオートロボットの声を担当し、渡辺は「ドラフト」役を演じる。ドラフトは、世界最速の車ブガッティ・ヴェイロンからヨロイ兜の姿にトランスフォームする、二刀流のサムライ。今回、映画シリーズでは初登場となる。そして、ジョン・グッドマンは「ハウンド」の声を務める。また、新悪役「ガルバトロン」の声をフランク・ウェルカーが担当し、全シリーズでオプティマスプライムの声を演じたピーター・カレンの続投も同時に発表された。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』は、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によるSF大作。今回、主要キャストが一新され、マーク・ウォールバーグが主演を務める。そのほか、二コラ・ペルツ、スタンリー・トゥッチ、ソフィア・マイルズ、ジャック・レイナーらが出演する。

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