KDDI(au)の2014年夏モデル発表会では、スマートフォン6機種とタブレット2機種の計8機種が登場した。本稿では「isai FL(イサイ エフエル)」(LG Electronics製、7月下旬発売)の外観やスペックを紹介していく。

KDDIの2014年夏モデル発表会では、スマートフォン6機種とタブレット2機種の計8機種が登場した

isai FLは、LGエレクトロニクスとKDDIが共同で開発した端末。au 2014年夏モデルのフラッグシップモデルとなる。約5.5インチのWQHD(ワイドクアッドHD、2560×1440ドット)ディスプレイを採用、解像度はフルHDの約1.8倍。ピクセル密度は538ppiで、斜めからの視聴も楽しめる「広角視野」と、明るい屋外でも見やすい「高輝度」のAH-IPS液晶パネルを採用した。

約5.5インチのWQHD(ワイドクアッドHD、2560×1440ドット)ディスプレイを採用。フルHDの約1.8倍の解像度を誇る。ピクセル密度は538ppi

寸法・重量は約W76×H145×D10.5mm・約160g(ともに暫定値)。バッテリ容量は3,000mAh。内蔵メモリは約32GB(ROM)/約2GB(RAM)で、最大128GBのmicroSDXCカードの利用に対応する。OSはAndroid 4.4を採用。カラーバリエーションはWhite、Blue、Pinkの3色で展開。ラウンドフォルムにより持ちやすくなっている。

カラーバリエーションはWhite、Blue、Pinkの3色で展開する(写真左)。三辺ナローベゼルを採用、画面の端までの厚みが薄くなっている(写真右)

メインカメラには1320万画素のCMOSカメラを搭載。サブカメラは130万画素のCMOSカメラで、前面の下部に搭載する。メインカメラは4K画質での動画撮影に対応。撮影した動画は4K対応テレビに出力して視聴できる。

メインカメラには1320万画素のCMOSカメラを搭載(写真左)。サブカメラは130万画素のCMOSカメラで、前面の下部に搭載する(写真右)

4Kの画質で動画を撮影できる。撮影した動画は4K対応テレビに出力して視聴できる

背面の様子。音量ボタンは背面のメインカメラの下に一列に並んでいる(写真左)。背面の下部にはスピーカーを搭載(写真右)

側面の様子

画面上をタップすると画面のオン/ オフが可能な「ノックオン」を搭載。このほかスリープ時のディスプレイをタップするとロックが解除できる「ノックコード」を搭載する。パターンおよび回数(2回から8回)はユーザーが任意に決められる。

スリープ時のディスプレイをタップするとロックが解除できる「ノックコード」を搭載。パターンおよび回数(2回から8回)はユーザーが任意に決められる

機能面では、独自のユーザインターフェース「isaiモーション」を搭載。本体を振ることで、現在位置周辺のクーポンや人気レストランなどの情報取得やホーム画面の壁紙やアイコンの設定変更、写真のコラージュ、アプリ起動などを行える。

スマートフォンを振ると周辺の情報が降り、ホーム画面の壁紙やアイコンが変化するUI「isai モーション」(写真左)。振るとレイアウトが変わるアルバムも搭載(写真右)

前機種にも搭載されていた、SNS、ビデオ、ニュースなどの情報がいつでも確認できる「isai スクリーン」も搭載する。フルセグの視聴や、ハイレゾ音源の再生にも対応する。

SNS、ビデオ、ニュースなどの情報がいつでも確認できる「isai スクリーン」を搭載

フルセグの視聴や、ハイレゾ音源の再生にも対応する

端末の上端、および下端の様子。キャップレスで防水に対応している

フルセグ、ワンセグ、Wi-Fiテザリング(最大接続数 8台)、おサイフケータイ、NFC(情報取得/リンク)、Bluetooth(ver.4.0)、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、赤外線、防水/防塵なども利用可能。通信面では受信最大150Mbpsの「4G LTE」、受信最大110Mbpsの「WiMAX 2+」、「WIN HIGH SPEED」、国際ローミングサービス「グローバルパスポート(LTE/GSM/UMTS)」をサポートする。