Bang & Olufsen (バング&オルフセン)は8日、デンマークと米国において、4K映像の表示に対応した55型液晶テレビ「BeoVision Avant」を発売した。希望小売価格は7,995米ドル。

BeoVision Avant (設置イメージ)

計8基のスピーカーを備えており、3基のツイーターと3基のミッドレンジユニット、2基のベースドライバーユニットのそれぞれに出力60Wのパワーアンプを内蔵している。これらのスピーカー群は電源オフ時には画面の背後に隠れており、電源を入れると姿を現す仕組みとなっている。壁との距離に影響を受ける低音域を自動的に最適化する「Automatic Bass Adaptation」機能も備えている。

追加するスピーカーシステムに応じて、BeoVision Avantの内蔵スピーカーの役割を柔軟にカスタマイズすることも可能だ

設置オプションとして電動式のスタンドを3種類用意しており、フロアスタンドは壁から最大90度まで、ウォールブラケットは壁から最大60度まで、テーブルスタンドは9段階に傾斜させることができる。

パネルの解像度は3,840×2,160ドット。「Chromatic Room Adaptation」機能により設置環境に応じて画質を自動的に制御する。外付けUSB HDDへの録画機能、DLNA機器やUSB機器と連携してのメディアプレイヤー機能を搭載している。

ひと塊のアルミニウムから押出加工したリモコン

画面の下から現れるスピーカーユニット群

電動式のウォールブラケット。最大60度までなめらかに動く