イーフロンティアは9日、統合型グラフィックデザインソフト「CorelDRAW Graphics Suite X7」を発表した。パッケージ版とダウンロード版を用意。5月23日より発売する。価格は21,080円より。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
グラフィック作成、レイアウト、写真編集、Webサイトのデザインなど、さまざまなグラフィック作業を行える統合型ソフト。パッケージ版は4種用意されており、通常版が54,800円、特別優待版が44,800円、アップグレード版とアカデミック版が24,800円。ダウンロード版は2種で、通常版が46,500円、アップグレード版が21,080円(すべて税別)。
最新版では作業領域が刷新され、Adobe Photoshop/Illustratorに近い領域を採用。カスタマイズにも対応する。塗りつぶしと透明度の機能強化では、写真編集用の特殊効果ツールを収録した。さらに、フォントを適用前にプレビュー可能な「フォントプレイグラウンド」やQRコード作成ツールなど、多くの機能を追加している。
レイアウト機能も強化され、ページ上のエレメントを正確な位置に配置できるようになった。新機能の整列ガイドでは、近くのオブジェクトの整列を確認しながら位置決めが可能。対応ファイル形式は、AI / PSD / PDF / JPG / PNG / SVG / DWG / DXF / EPS / TIFF / DOCX / PPTなど。300機種以上のデジタルカメラのRAWファイルもサポートする。
含まれるアプリケーションは、ベクトルイラストレーションとページレイアウトを行う「CorelDRAW X7」、画像編集用の「Corel PHOTO-PAINT X7」、ビットマップをトレースしてベクトルデータに変換する「Corel PowerTRACE X7」、コンテンツ検索「Corel CONNECT」、画面キャプチャツール「Corel CAPTURE X7」、Webサイトデザイン「Corel Website Creator」、オンライン共同作業ツール「ConceptShare」など。
収録コンテンツは、クリップアートとデジタルイメージが10,000点以上、高品質写真が2,000点以上、OpenTypeフォントが1,000種類、プロデザインによりテンプレート350種、乗り物テンプレート2,000点、フレームとパターンが800点、トレーニング用ビデオが5時間以上。