トヨタ自動車は9日、「クラウン ロイヤル」シリーズと「クラウン アスリート」シリーズが、自動車の安全性能を試験・評価する2013年度自動車アセスメント(JNCAP)において、通算40車種中で最高得点を獲得した車種に授与される「JNCAP大賞」を受賞したと発表した。
自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が、安全な自動車の普及を促進する目的で、1995年度より公表している自動車安全情報。現在市販されている自動車の安全性能について、衝突安全性能試験、歩行者頭部・脚部保護性能試験、ブレーキ性能試験などによる評価を行い、結果を公表している。
クラウンは衝撃吸収ボディと高強度キャビンを備え、7個のSRSエアバッグ、前席・後席シートベルトリマインダーを標準装備することにより、高い乗員保護性能を実現。万一の歩行者事故に対し頭部の衝撃を緩和する最新のポップアップフードや、頭部や脚部への衝撃を緩和するボディ構造を採用し、高い歩行者保護性能も実現したとのこと。
また、先進の予防安全装備も積極的に採用し、ブレーキアシスト機能や自動ブレーキ機能を強化したプリクラッシュセーフティシステム、アクセルの踏み間違いなどによる事故被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー、前方車両に光が当たる部分だけを自動的に遮光し、ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高めるアダプティブハイビームシステムなどを装備している。