東京都渋谷区のBunkamura ザ・ミュージアムは8月9日~10月5日、「Bunkamura25周年特別企画 だまし絵II 進化するだまし絵 Visual DeceptionII Into the Future」を開催する。
だまし絵の仕掛けを解き明かす
同展は、見る人の目をあざむくような仕掛けをもつ「だまし絵」を紹介する展覧会。2009年に東京・名古屋・神戸の3会場で計75万人を動員した「だまし絵展」の続編となる企画で、多岐にわたり進化していく現代美術の展開に重きをおいた展示が行われる。
会場では、視覚的に興味深く、芸術性に優れた作品を選び、その視覚的詐術を「トロンプルイユ」「シャドウ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォーズ、メタモルフォーズ」 などのカテゴリーに分類して仕掛けを解き明かすとともに、先達者としての古典的巨匠の到達点とあわせて現代の新しい「だまし絵」への挑戦を紹介していく。
パトリック・ヒューズ 《広重&ヒューズ》 2013年 フラワーズ・ギャラリー委託 (C)Patrick Hughes, Courtesy Flowers Gallery, London / New York |
会場は東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura ザ・ミュージアム。会期は8月9日~10月5日(9月8日のみ休館)。開館時間は10時~19時(金・土曜日は21時、入館は各閉館の30分前まで)。入館料は一般1,500円(前売り1,300円)、大学・高校生1,000円(前売り800円)、中学・小学生700円(前売り500円)。
なお、会期後の10月15日~12月28日には兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号 兵庫県立美術館で、2015年1月10日~3月22日には愛知県名古屋市中区栄二丁目17番25号 名古屋市美術館で、それぞれ巡回展示が予定されている。