フロンティアファクトリーは9日、米Klipschのイヤホン「Reference R6」および「Reference R6i」を発表した。「Reference」はKlipschが最高級スピーカーに冠しているブランドだ。発売は23日の予定。価格はオープンで、市場推定価格はReference R6が税別8,400円、Reference R6iが税別9,400円。

Reference R6(ブラック)

Reference R6(ホワイト)

Reference R6i(ブラック)

Reference R6i(ホワイト)

Reference R6とReference R6iは人間の耳の穴の形にフィットするよう設計されたインイヤーモニター。Klipschが特許を取得している独自のイヤーピースにより、-22dBの遮音性と優れた低音のレスポンスを実現し、長時間の装着でも耳に疲労感を与えにくくしたという。

デュアルマグネット・ムービングコイルのダイナミック型ドライバを採用しており、周波数特性は10Hzから19kHz。ドライバ口径は6.5mmで、音圧レベルは110dB、インピーダンスは18Ω。

Reference R6iはApple製品対応のスリーボタン・リモコンマイクが付いたモデル。iPhoneユーザーは音楽の再生や停止、先送りや巻戻し、音量調節のほか、マイクを使っての通話ができる。

重量はReference R6が13.2gで、Reference R6iが15.2g。カラーはブラックとホワイトの全2色。アルミニウムとエストラマーで構成されている。フラットタイプのケーブルで、もつれにくく耐久性も向上したという。キャリングケースが付属し、Reference R6iにはクリップも付属する。

5月10日と11日に中野サンプラザにて開催される「春のヘッドフォン祭2014」でReference R6iが展示される。春のヘッドフォン祭2014は、90社以上のヘッドフォンメーカーや販売会社が一堂に会するイベント。入場料は無料。

特許取得済みの「Oval Ear Tips」