リクルーティングスタジオは、スマートフォンアプリ「名字由来net」とウェブサイト「名字由来net(Web)」から「母のつく名字ランキングベスト30」を5月8日に発表した。
「田母神」姓は圏外
今回の調査は、同アプリおよびウェブサイトの名字アクセスデータベースから、母のつく名字を人数の少ない順に抽出してランキング化したもの。
1位の「阿母(あぼ)」は全国でおよそ10人という非常に珍しい名字で、「母に親しむ」という意味がある。2位の「田母野(たもの)」も同様に希少な名字で、明治時代の自由民権運動家「田母野秀顕」が知られている。14位には、ソチオリンピック出場のスノーボード選手を技術コーチとしてサポートした、國母和弘氏で知られる「國母(こくぼ)」姓がランクインした。
ベスト30のうち、50%にあたる1位から15位までの名字が、全国でおよそ10人という珍しい名字だった。また、漢字3文字以上の名字も50%近くとなり、母のつく名字は希少で3文字の姓が多いという傾向がうかがえる。なお、前回の都知事選に立候補した田母神俊雄氏の名字である「田母神(たもがみ)」姓は全国で1,100人おり、今回のランキングでは30位圏外となった。