埼玉県所沢市の西武ドームで、世界のバラとガーデニングを紹介する「国際バラとガーデニングショウ」が開催される。開催日時は5月10日~16日、9時30分~17時30分(入場は終了の30分前)。初日は12時から一般公開、最終日は17時まで。
南仏プロヴァンスの雰囲気を再現
同イベントは、バラとガーデニングが持つ魅力を紹介しながら新しいライフスタイルを提案し、新しい文化の魅力を再発見してもらうことを目的に、1999年以降毎年開催されている。
16回目となる今回は、「La Vie en Rose~バラ色の人生~」をテーマとしたシンボルゾーンを中心に、ガーデンデザイナーによる新たな庭造りの提案や世界のバラたちを紹介する。バラの魅力に惹きつけられ活動されている人々の作品やその人となりを展示するほか、ガーデンマーケットやイベントプログラム、バラとガーデンコンテストの展示などを、約100万輪のバラの花とともに楽しむことができる。
メインガーデンにはミモザやラベンダー、バラなど多くの花が咲く南仏プロヴァンス地方をイメージした「プロヴァンスの庭」が登場。ガーデンデザイナー「ユ・メ・ミファクトリー」が演出するプロヴァンスの町並みや、フラワーデザイナー・深野俊幸氏が作る「フラワーショップ&レストランカフェ」が展示される。
また、「ローズアベニュー」では人気女性ブリーダーのバラを紹介。優しい香りで繊細なバラを作る河本純子氏、絵画のような色彩のバラを作るベアトリーチェ・バルニ氏(イタリア)、エレガントで香り豊かなバラを作るマリアニック・ブショー氏(フランス)の競演が実現する。
そのほか、吉谷桂子氏による「モナコ公国公妃 グレース・ケリーの庭」や、有福創氏による「赤毛のアンの庭」、ケイ山田氏による「不思議の国のアリス」、マーク・チャップマン氏による「A Fun Family Garden~お楽しみ家族ガーデン~」など、さまざまな展示が展開される。
入場料は、中学生以上の大人が2,200円(前売り1,900円)。小学生以下は入場無料で、保護者の付き添いが必要となる。