アディダス ジャパンは7日、iPadと連動させることでアスリートのパフォーマンスを正確にモニタリングできる「miCoach elite(マイコーチ エリート)」システムの日本展開を開始した。アジアでは初めてJリーグの横浜・F・マリノスで導入される。
miCoach elite(マイコーチエリート)は心拍数を測れるトレーニングウェアや、トレーニングのデータ分析を行えるツールなど5つの要素から構成されるシステム。計測されたデータはリアルタイムでiPadにワイヤレス送信される。
同システムはイタリアのサッカークラブ、ACミランやドイツのサッカークラブ、FCバイエルンミュンヘンなどではすでに導入されており、各選手のコンディションのデータが可視化されることで、より精度の高い分析、管理が可能となる。トレーニングの質の向上や選手のレベルアップにつなげることが目的だ。
今後はサッカーだけでなく、ラグビーなど他のスポーツへの活用も進めていく。