パイオニアは5月8日、AVナビゲーションシステム「カロッツェリア サイバーナビ」の新モデル11機種を発表した。ラインナップは1D+1Dタイプが3機種に、2Dモデルが標準タイプとワイドタイプがそれぞれ4機種ずつとなっている。発売は5月下旬で、価格はいずれもオープン。推定市場価格は340,000円前後~160,000円前後。

左が「AVIC-ZH0099WH」で、右が「AVIC-VH0099H」

サイバーナビは、フロントガラスの向こう側に情報を投射する「AR HUDユニット」や、実際の風景を取り込んでナビ画面に表示する「クルーズカウンターユニット」などを特徴とする、最先端のAVナビゲーションシステム。

「AR HUDユニット」の表示イメージ

2014年モデルでは従来機種よりも高速化が図られ、地図スクロールや操作レスポンスが向上している。また、近年ニーズが高まっている幅200mmのワイドコンソールにも始めて対応した。

タイプ 型番 推定市場価格(税込)
1D+1Dタイプ AVIC-VH0099H 340,000円前後
AVIC-VH0099S 260,000円前後
AVIC-VH0099 220,000円前後
200mmワイド2Dタイプ AVIC-ZH0099WH 330,000円前後
AVIC-ZH0099WS 250,000円前後
AVIC-ZH0099W 210,000円前後
AVIC-ZH0077W 180,000円前後
2Dタイプ AVIC-ZH0099H 320,000円前後
AVIC-ZH0099S 240,000円前後
AVIC-ZH0099 200,000円前後
AVIC-ZH0077 160,000円前後

型番号の末尾に「H」が付く機種は、クルーズカウンターユニットとAR HUDユニットを標準装備したモデル。末尾に「S」が付く機種は、クルーズカウンターユニットのみを標準装備したモデル。型番に「077」が入っている機種は、USBや5.1ch対応を省いたモデルとなっている。

また、渋滞ポイントの状況をリアルタイムに把握できる「スマートループ・アイ」の撮影ポイント(地点)は全国5,000箇所だったが、4月より7,000箇所に増えた。スマートループ・アイは、設定されている撮影地点に差し掛かるとサイバーナビに搭載されているカメラが渋滞状況を撮影し、その画像をクラウド経由でユーザー同士が共有できる機能だ。