マイボイスコムは4月1日~5日、1万850人の男女を対象に「ノンアルコール飲料」に関するインターネット調査を実施した。

ノンアルコール飲料の飲用頻度

人気は「キリンフリー」「アサヒドライゼロ」「オールフリー」

まず、ノンアルコール飲料の飲用状況について調べたところ、直近1年以内に飲んだ人は4割弱であった。飲用頻度は「月に1回未満」が2割強、「まったく飲まない」が6割弱を占める。男性では若年層ほど「まったく飲まない」が多くなっている。

また、直近1年間に飲んだノンアルコールビール・カクテル・チューハイ・梅酒の銘柄を聞いたところ、「キリンフリー」「アサヒドライゼロ」「オールフリー」が各4割前後で上位3位となっている。男女別では「キリンフリー」「アサヒドライゼロ」は男性、「のんある気分」は女性の方が多く、それぞれ15%以上の差が見られた。

ここ1年で飲んだノンアルコールのビール・カクテル・チューハイ等

飲用理由は「運転時にも飲めるから」

次に、ノンアルコール飲料の飲用理由について尋ねると、「車を運転する時でも飲める」(36.5%)が最も多く、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」「おいしい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」「気軽に飲める」「カロリーが低い」などが各2割で続く。

「車を運転する時でも飲める」は男性、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」「気軽に飲める」は女性で多く、それぞれ男女差が10%以上となっている。「車を運転する時でも飲める」は男性高年代層、「おいしい」は20・30代で多い傾向にある。お酒を週4~5回以上飲む人では、「車を運転するときでも飲める」「休肝日を作るため」が多く見られた。

重視点は「味」「価格」「お酒に近い」など

ノンアルコール飲料の飲用場面について聞くと、「夕食時」(37.8%)が最も多く、「車を運転する時」「お風呂あがり」が各2割前後で続く。お酒の飲用頻度が高い層では「車を運転する時」が多く、ノンアルコール飲料の飲用頻度が高い層では、「夕食時」「お風呂あがり」「寝る前」「リラックスしたいとき」などの比率が高くなっている。

ノンアルコール飲料の飲用場面

また、ノンアルコール飲料選定時の重視点について尋ねると、「味」のほか「価格」「アルコールがまったく含まれないこと」「のどごし」「お酒に近い」「カロリー」などが続く。女性や若年層では「味」の比率が高く、お酒を飲む頻度が高い人では「お酒に近い」や「のどごし」が多く見られた。