KDDI、沖縄セルラーは5月8日、2014年夏モデルとしてAndroidスマートフォンの新製品「AQUOS SERIE SHL25」(シャープ製)を発表した。ディスプレイ面の3辺の縁を細くした狭額縁スタイル「EDGEST(エッジスト)」にカラーバリエーションを施し、「PureLED」を装備した約5.2インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載している。発売は6月下旬を予定。

「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」

同製品は、ディスプレイ面の3辺の縁を細くした狭額縁スタイル「EDGEST(エッジスト)」を採用したAndroid 4.4搭載スマートフォン。新開発のバックライト「PureLED」を装備した約5.2インチ フルHD(1,920×1,080)のIGZO液晶ディスプレイを搭載している。

約1,310万画素(メイン)のCMOSカメラは、逆光でもブレの少ない写真が撮れる「リアルタイムHDR」、シーンに応じて適切なアドバイスを表示し、撮影をサポートする「フレーミングアドバイザー」、上下左右360度のパノラマ写真撮影が可能な「全天球撮影」、うす暗い場所でも背景だけでなく人物も明るく撮影できる「NightCatch II」といった撮影機能ほか、カメラ部をかざすだけで英語を日本語へリアルタイム翻訳できる「翻訳ファインダー」、雑誌などを読んでいて気になる箇所をカメラで写して語句を選択することで、関連情報をすぐに調べられる「検索ファインダー」など、多彩な機能を装備している。

また、番組連動のゲームや人気投票にも参加できるフルセグのデータ放送に対応。さらに、内蔵ホイップアンテナでどこでもフルセグが楽しめる。スリープ状態で本体の両サイドを持つと画面表示をONにできる「グリップマジック」は、鞄の中で握るだけで着信や未読メールの通知を確認したり、動画やテレビ番組の視聴中に机やベッドサイドに本体を置くと自動的に音量をアップするなど機能の拡充を図っている。

そのほか、スマートフォンで撮影/受信したデータをタブレットの大画面で直ちに表示したり、ストックしたデータを送信できる新しい「Passtock」を装備。

本体はIPX5/7相当の防水機能を装備。内蔵メモリは約32GB(ROM)/約2GB(RAM)。外部メモリはmicroSDXC(最大128GBまで)。バッテリーは3,150mAh。連続通話時間は約1,390分で、待受時間は約980時間(3G)/約830時間(LTE/WiMAX 2+)となっている。

通信面では、Eメール(~@ezweb.ne.jp)、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、SMS、Bluetooth(ver.4.0)、緊急速報メール、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、ワンセグの利用が可能。WiMAX 2+、4G LTEの受信時最大速度150Mbps、Wi-Fiテザリング(最大接続数10台)、WIN HIGH SPEED、国際ローミングサービス「グローバルパスポート(LTE/GSM/UMTS)」もサポートする。

サイズは約71(W)×134(H)×9.9(D)mm(最厚部は約10.2mm)で、重量は約141g。カラーはピンク、ホワイト、ネイビーの3色を用意。