NECは8日、10.1型Androidタブレット「LifeTouch L」のビジネス向けモデルとして、ペン入力対応モデルとLTEモデルを発表した。ペン入力対応モデルは5月21日より発売し、価格は61,300円(税別)。LTEモデルは6月上旬に発売し、価格は81,300円(税別)。
LifeTouch L ペン対応モデル
「LifeTouch L ペン対応モデル」は、Android搭載の10.1型タブレット端末「LifeTouch L」に、手書き感覚で入力できるタッチペンを同梱したモデル。最長15時間のバッテリ駆動を実現する大容量バッテリを搭載している。ペン入力だけに画面が反応するペン専用モードに切り替えられるほか、会議などの際にハウリングを防ぐエコーキャンセル機能も装備。
主な仕様は、CPUがOMAP 4460 HS(1.50GHz)、メモリが1GB、ストレージが16GB。ディスプレイは10.1型ワイドのIPS液晶。10点マルチタッチ対応で解像度は1,280×800ドット(WXGA)。OSはAndroid 4.1。
主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1、HDMI×1、microUSB×1、microSDメモリーカードスロット、イン約120万画素/アウト約500万画素WEBカメラ、マイク入力/ヘッドホン出力など。センサー類はGPS / 加速度 / 地磁気 / 照度で、赤外線リモコン機能を備える。バッテリ駆動時間はホームページ閲覧で約15時間、動画再生で約12時間。本体サイズは約W264×D184×H10.4mm、重量は約595g。
なお、大和証券の営業担当者端末として、4,000台の「LifeTouch L ペン対応モデル」が採用されたという。
LifeTouch L LTEモデル
「LifeTouch L LTEモデル」は、LTE通信モジュールを内蔵したモデルで、LTE/3G回線を使用可能。NTTドコモのXiに対応し、回線は別途契約する必要がある。
主な仕様はペン対応モデルとほぼ共通。相違点は、赤外線リモコン機能が非搭載で、microSIMカードスロットを搭載、バッテリ駆動時間がホームページ閲覧で約11時間、重量が約600gなど。