米Googleが7日に「Google Play開発者サービス」のバージョン4.4をリリースした。
Google Play開発者サービスは、Android OSと連携するGoogleのサービス(マップ、ロケーション、Google+、プッシュ通知、ゲームサービスなど)へのアクセスをアプリ開発者に提供する。
バージョン4.4では、Google Maps Android APIを通じてストリートビューのイメージをアプリに組み込めるようになった。360度のパノラマ表示、ズームや視点の切り替えといったストリートビュー・カメラのコントロールも可能。また、デフォルトでfloor pickerをオフにできるなどAPIのインドアマップ用の機能も追加された。
静止、歩行、サイクリング、車内などを感知するロケーションAPIのアクティビティ認識で、ランニングとウォーキングが区別されるようになった。ユーザーのアクティビティに、より細かくアプリが応じられるようになる。
ユーザーが広告アイテムを直接購入できるプロモーション広告をアプリに表示するパブリッシャ向けAPIが追加された。ブランドを好みそうなユーザーには商品A、新しいユーザーには商品Bというように、アプリ開発者がユーザーグループに対するターゲティングをコントロールできる。