ソフトバンクの孫正義代表は7日、2014年3月期の決算発表会で、ソフトバンクモバイルがMVNO事業を展開する可能性について「是々非々で検討していく」と語った。
質疑応答の場で、記者団からMVNOに関する質問があった。その際、孫社長は「ケースバイケースで対応していく。MVNO事業を展開するかどうかは、運用コストによる」と回答。続けて「設備投資はユーザー数で割り算するもの。ユーザー数が一番多いNTTドコモさんは、事実上、回線コストが一番安く済んでいる。条件の詳細を知っているわけではなく、また他社さんの事業に関することなのでコメントは控えたいが、我々としては(話があれば)ケースバイケースできちんと対応していきたい。Yahoo!モバイルは、事実上のMVNOに近い形。またディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクでも、以前からMVNOの業態をとっている。我々の方が先駆者だったとも言える。今後も是々非々で検討していきたい」と話した。
(記事提供: AndroWire編集部)