アイドルグループ・乃木坂46の中田花奈、能條愛未、川後陽菜が6日、都内で行なわれた、映画『デスブログ劇場版』の完成披露舞台あいさつに出席した。

左から、映画『デスブログ劇場版』の完成披露舞台あいさつに出席した乃木坂46の能條愛未、中田花奈、川後陽菜

本作は、あるブログに書き込まれると不幸が起きるという、都市伝説の恐怖を描くホラー作品。内気な女子高生の前田瞳(中田)は、ブログに書き込んだ「片想いの相手と交際したい」という願いが現実になり有頂天になる。学校生活や友人のことを何気なく書き込む瞳だったが、やがて周囲に次々と不幸が訪れる――というストーリーで、映画は24日から全国順次公開予定。

映画初主演を務めた中田は、「ホラー映画が好きなので、うれしかった。乃木坂46の活動と一緒にやっていたので、撮影は体力的に大変だったけど頑張りました」と撮影を振り返り、「『やっと出来た~』とドキドキしてる。エンドロールに名前があるのを見て感無量です」とにっこり。しかし、マイクのスイッチを入れずに話し始め、ファンに「マイク入ってないよ!」と突っ込まれるなど、終始緊張ぎみの中田は、「落ち着いて、見どころを伝え直したい~」と苦笑いしつつ、「今日は愛未とかわたんがいるし、顔馴染みのお客さんもいっぱいいるので安心する」と心を落ち着かせていた。

一方、中田の応援として駆け付けた能條は、先月、自身の初主演映画が公開されて場馴れしたのか、「キュンキュンしたり、怒ったり、震えたり、花奈の色んな表情が詰まった映画です」と中田の代わりにしっかりアピール。女優を目指すメンバーが多い乃木坂46だが、川後は、「私は演技をやったことがないので、偉い人がいたら宜しくお願いします!」と同イベントを機に女優デビューを目論み、笑いを誘う場面も。最後に、中田は「これからもっと演技を上手くなりたい。乃木坂46ではメインになることは難しいけど、私の主演映画をみなさんに観て頂けてうれしいです。ありがとうござました!」と笑顔で手を振って会場を後にした。