明治大学は3日から6月22日まで、「明治大学博物館クロニクル -過去・現在・そして、未来-」を開催している。

「明治大学博物館クロニクル -過去・現在・そして、未来-」のポスター

収蔵する資料は30万点

同博物館は、2004年に駿河台キャンパス・アカデミーコモンにリニューアルオープンし、今年4月で10周年を迎えた。同展は、10周年を記念して開催される。

同大学は、1929年に「刑事博物館」、1951年に「商品博物館」、1952年に「考古学博物館」を設立。2004年に3館を統合した新博物館を開館した。集積された資料は30万点に上り、年間に7万人以上の利用者が訪れている。

同展では、博物館のコレクションがこれまでどのように形成されてきたのか、旧3館時代にさかのぼって検証。また、大学にとって博物館という財産を、今後どのように活用していくべきかを考える機会となるという。

所在地は、東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階「明治大学博物館特別展示室」。開館時間は、10時から17時。会期中は無休。入場は無料となる。


18日の「国際博物館の日」を記念して、17日の13時から16時30分には、体験型イベント「それゆけ! 博物館探検隊-触れて体験、楽しく学ぼう-」を開催。収蔵室から搬出した資料をガラスケース越しではなく、生で展示するほか、収蔵施設などのバックヤードを巡るツアーを行う。詳細は同博物館のWEBサイトで確認できる。