旅行口コミサイトのトリップアドバイザーはこのほど、トリップグラフィック「訪日外国人観光客数1,000万人突破」を公開した。
訪日観光の現状が一目でわかる
同サイトは、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして定期的に公開している。今回は、その第91回のトリップグラフィックとなる。
同グラフィックによると、観光立国を目指して2003年よりスタートした「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の成果もあり、訪日旅行者数はスタート以来この10年でほぼ倍増。2013年に、ついに1,000万人の大台を突破した。
「2013年の訪日観光客国別ランキング」では、1位が韓国で245万6,165人、2位は台湾で221万821人、3位は中国で131万4,432人、以下アメリカ、香港と続いた。また、「同伸び率ランキング」では、タイが74.0%で1位となり、以下香港、ベトナム、台湾、マレーシアと続いた。
「外国人観光客に人気の日本の観光地」は、1位が「広島平和祈念資料館」となった。以下、京都府の「伏見稲荷大社」、奈良県の「東大寺」、広島県の「厳島神社」、京都府の「金閣寺」が続いた。
「日本への再訪意向」については、「必ず来たい」(57.8%)と「来たい」(34.9%)を合わせて9割以上が再訪を希望していることを明らかにしている。
同グラフィックの全容は、同WEBサイトで閲覧することができる。