園子温監督の最新作で、俳優・鈴木亮平とラッパー・YOUNG DAIS(N.C.B.B.)がダブル主演を務める映画『TOKYO TRIBE』(8月30日公開)のヒロイン役が発表され、女優・清野菜名が起用されることが3日、明らかになった。

映画『TOKYO TRIBE』でヒロイン役に抜てきされた清野菜名

原作は、1997年から2005年までファッション誌『boon』(祥伝社)で連載された井上三太の人気漫画『TOKYO TRIBE2』。近未来の"トーキョー"を舞台に、ストリートギャングたちの暴力と友情を描く。「ブクロWU-RONZ」のトップに君臨するメラを鈴木、「ムサシノSARU」に所属する海(カイ)をラッパーのYOUNG DAIS(N.C.B.B.)が演じる。そのほか、佐藤隆太、染谷将太、窪塚洋介、竹内力らが脇を固める。

ヒロイン・スンミ役に抜てきされたのは、アクションスタント不要の19歳の女優・清野菜名。バク転や回し蹴りも得意とし、中学時代に陸上部に引き抜かれた際、出場した走り高跳びでいきなり全国大会に出場してしまうほど、抜群の運動神経の持ち主。2007年にファッション雑誌『ピチレモン』(学研)でモデルデビューし、近年では女優として活躍。映画『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』(5月10日公開)、『少女は異世界で戦った』(2014年夏公開)、鈴木おさむ脚本の舞台『コンプレックス★ステッカー』(5月14日~18日)などの公開と出演を控えている。

清野は、「電話一本で運命が変わりました」とオーディション通過の知らせを受けた当時を振り返り、「『やるって決めたからには何があっても最後までやりきる』と毎日全力で現場に挑みました」とコメント。長所を生かして激しいアクションシーンにも挑戦し、「衣装がミニスカートだったので、回し蹴りのシーンは『見て!』という感じで、パンチラ上等で大きい振りを心がけました」と明かし、「すごい映画になっていると思うので、たくさんの方に見てほしいです」とアピールしていた。

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