光岡自動車は6日まで、都内の日本橋三越本店にて、「ファイナル オロチ」「ビュート ミヤビ」の特別展示会を実施中だ。本館7階の複合型コンセプトショップ「Hajimarino cafe」にも出展している。
「ファイナル オロチ」は、生産終了が決まった同社のフラッグシップカー「オロチ」の最終生産仕様で、9月までに限定5台生産される。排気量は3,300ccで、ボディカラーは「ゴールドパール」(3台)と「不夜王」(2台)の2種類。フロントリップスボイラー、リヤウイング、専用エンブレム(Bピラー)、専用19インチアルミホイール・タイヤなどが特別装備される。車両本体価格は1,270万円。
「ビュート ミヤビ」は、光岡自動車と日本橋三越本店のコラボレーションで誕生した三越オリジナル限定車。コンパクトセダン「ビュート 12LX」をベースに、最高級の本革をぜいたくに使用し、「京都オパール」(京セラが開発した人工宝石)を内外装に施すなど、最高級の特別仕様車に仕上がっている。排気量は1,200ccで、車両本体価格は2WDが397万4,400円、4WDが413万1,000円。
特別展示会は日本橋三越本店の本館1階南口で行われ、「不夜王」のボディカラーの「ファイナル オロチ」と、クリーミーホワイトの「ビュート ミヤビ」が並んだ。連休中ということもあって見学者が多く、夫婦そろって足を止め、車両の詳細についてスタッフから説明を受ける姿も見られた。
また、本館7階「Hajimarino cafe」(はじまりのカフェ)では、光岡自動車による「ビュート」「オロチ」のパーツを見て触れられる体感スペースが出現。使用部品の展示や手作り生産風景の動画放映などを通じて、大量生産される自動車では体験できない「はじめてのカーライフ」を提案するとのことだ。