オプトは4月25日から4月28日にかけて、旅行に関する消費行動についての調査を行った。調査対象は、大型連休中に宿泊旅行(帰省のみを除く)する予定の男女1,000人で、インターネットリサーチを用いた。

「準備万端派」は女性に多い

旅行に持っていくものに関する考え方を聞いたところ、「準備はするが、必要になれば現地で買えばよいと思う」(39%)という人と、「荷物は準備万端で、旅先でムダな買い物はしない」(35%)という人の、大きく2タイプに分かれる結果となった。また、男女別で見ると、「準備万端」派は男性(32%)より女性(38%)に多く見られた。

旅行に持っていくものについて

足りなくて困ったもの1位は「お金・現金」

旅行に「持っていってよかった!」というものについては、「傘・雨具」(17%)が最も多く、次いで「薬」(7%)、「ビニール袋・ジップロック・ゴミ袋」(5%)、「ガイドブック」(4%)、「防寒着」(3%)という結果だった。

「足りなくて困った!」ものは「お金・現金」(25%)が最も多く、2位は「下着」(6%)で、「ティッシュペーパー」「着替え(シャツなど)」「薬」(各5%)が同率3位となった。

「奮発してよかった!」ものについては、「食事・レストラン」(27%)、「ホテル・宿泊施設」(23%)の2つが集中して挙がった。その一方で、「お金をケチって失敗・後悔した!」ものとしても「ホテル・宿泊施設」(23%)と「食事・レストラン」(19%)の2つが最も多く挙がり、3位が「おみやげ」(16%)という結果になった。

旅先のモノについて

SNSでの共有は若年層に集中

旅行の様子や写真などのSNSでの共有については、「共有する」という人は42%だった。利用アプリ・サービスは「Facebook」(27%)、「twitter」(19%)、「LINE」(17%)の順に多く、年代別に見ると、20代では男女ともに約3人に2人(65~66%)が「SNSで共有する」と回答している。一方で、60代では男女ともに20%未満にとどまった。

年代別に見たSNSでの共有について

「つながりから解放されたい」が「充電切れが不安」

旅行先での通信・モバイル環境に対する意識をたずねたところ、「旅先では、日常の人間関係のつながりから解放されたい」(55%)という人が過半数にのぼった一方で、「旅先で、機器の充電切れが不安になる」(53%)という回答も過半数だった。また、海外旅行時では「海外での通信は、高額な通信料が請求されるのではないかと不安になる」(50%)という回答も多く寄せられた。

通信・モバイル環境に対する意識