MMD研究所は5月2日、コミュニケーションツール・アプリの認知度、利用状況、チャットアプリへの依存についての調査結果を発表した。同調査によると、全体の約50%が無料通話・チャットアプリを利用しており、そのうち約90%が「LINE」を使っていることがわかった。
同調査では、スマートフォンを所有している15歳~49歳のスマートフォンを所有している男女、計833人を対象に実施したもの。調査期間は2014年4月22日から24日まで。
LINEの認知度は92%超に
調査結果は次の通りとなる。まず「よく利用しているコミュニケーションツール」について聞いたところ、「無料通話・チャットアプリ」が最も多く、全体の47.9%。次いで「キャリアメール」が42.1%、「WEBメール」が38.2%、「キャリアのSMS」が17.5%だった。「知っているコミュニケーションアプリ」については、LINEの認知度が最も高く92.7%。次いで「Skype」が73.2%、「Kakao Talk」が49.7%という結果だった。
続いて、コミュニケーションツール利用およびコミュニケーションアプリを知っていると回答した625人を対象に、チャットサービス利用について聞いたところ、90.4%の人がLINEを「よく利用する」または「時々利用する」と答えた。さらに、無料通話の利用についても質問。71.6%の人がLINEの無料通話を利用していることがわかった。
既読スルーを気にするユーザーはどのくらい?
同調査ではこのほか、無料チャットアプリを利用していると答えた557人を対象に、チャットアプリへの依存度について質問。結果は「依存していると思う」が7.2%、「やや依存していると思う」が23.9%で、31.1%がチャットアプリに依存していることがわかった。
さらに、相手のメッセージを確認済みにもかかわらず返信しない「既読スルー」についてどう思うかを聞いたところ、12.2%が「気になる」32.1%が「やや気になる」と回答。44.3%が既読スルーを気にしていることがわかった。