映画『テッド』のセス・マクファーレン監督最新作『A MILLION WAYS TO DIE IN THE WEST』(原題)が、邦題『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』として9月に日本で公開されることが決定し、初映像素材が2日、公開された。
全世界で550億円というR指定オリジナルコメディ映画史上No.1のヒットを記録した『テッド』の生みの親、セス・マクファーレン監督が今回挑戦するのは"西部劇"。歴史上最高レベルに危険で不衛生だったであろう西部開拓時代のアリゾナの田舎町を舞台に、羊飼いの不満と不安に満ちた生きざまを描く。本作では、監督自らが主演。タフなガンマンという西部劇の主人公のイメージとは違う、地味でオタクな羊飼いという主人公アルバートを演じる。
アルバートは、文化度が低く危険な西部の町を嫌い、オタク仲間に愚痴をこぼす日々を送っていた。銃すら撃った経験がなく、決闘から逃げ出してしまう彼は、ガールフレンドのルイーズ(アマンダ・セイフライド)にも見捨てられる。ある日、超一流の射撃の腕を持つ美女・アンナ(シャーリーズ・セロン)が町に現れ、アルバートはあることをきっかけに彼女と急接近。2人は恋に落ちるが、大悪党・クリンチ(リーアム・ニーソン)が町に乗り込んできて、アンナに近づいたアルバートをぶっ殺そうとする。アルバートは、極悪ガンマンを倒し、愛する女性をモノにすることができるのか。
日本公開決定とあわせて、このたび本作の初映像素材となる60秒特別映像も公開された。「テッドの監督から日本の皆様へ」というお知らせから始まる映像の冒頭では、セス・マクファーレン監督と共にテッドが登場。監督から映画の内容を聞くと「マジかよ。オレ好みだ!」と驚く。映像では、主人公アルバートや、美女アンナ、大悪党クリンチら主要人物の姿も明らかに。本映像は、5月3日より全国の映画館で上映開始となる。
(C)Universal Pictures