『ラブ・アクチュアリー』で知られるリチャード・カーティス監督の最新作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』が、9月27日に日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルが2日、公開された。

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』ポスタービジュアル

本作は、『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』などで脚本を手がけ、大ヒットを記録した『ラブ・アクチュアリー』で長編監督デビューを果たしたリチャード・カーティス監督にとって3作目で、今回で監督を引退すると宣言をしている彼の最後の監督作。「時間を巻き戻せたら違う道を選んでいた」という誰もが抱く思いをベースに、恋人、友人、家族たちへの愛を解き、人生とは何か気づかせてくれるストーリーになっている。

本作の主人公ティムは、21歳の誕生日に、タイムトラベル能力があることを父から知らされ、恋人を手に入れるためにタイムトラベルを繰り返すようになる。そんな中、弁護士を目指して移り住んだロンドンで、メアリーと出会い恋に落ちるが、タイムトラベルが引き起こす不運により、2人の出会いはなかったことに。なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けるティムだったが、やがて、どんな家族にも起こる不幸は、あらゆる能力を使っても回避できないということに気づく。そして、本当の愛、幸せとは何か知る。

主人公のティムを演じるのは、 『ハリー・ポッターと死の秘宝』シリーズや『アンナ・カレーニナ』などに出演してきたアイルランド出身の俳優、ドーナル・グリーソン。そして、ヒロインのメアリー役は、『きみに読む物語』『恋とニュースのつくり方』などで知られる女優のレイチェル・マクアダムスが演じ、物語の鍵を握るティムの父親役は俳優のビル・ナイが務める。

全国公開決定とともに、このたびポスタービジュアルも公開。ティム役のドーナル・グリーソンとメラリー役のレイチェル・マクアダムスの笑顔が印象的なポスターには、「今日を生きることが好きになる。」というキャッチが添えられている。

(C)Universal Pictures