中国人観光客に人気の日本のお土産のひとつがチョコレート。一度食べてやみつきになる人も多く、中国版ツイッターの「ウェイボー」でも、個人輸入サービス「代購」で日本のチョコレートを売っている中国人ネットユーザーは、おどろくほど多い。中でも人気なのが、北海道のチョコレートである。「ロイズ」「白い恋人」そして「六花亭」と、名門チョコレートの情報が、ウェイボーで飛び交っている。
中国にはない生チョコの魅惑
「ロイズ」に関して言うと、日本土産としてはやはり中国にはない「生チョコレート」がダントツ人気。「生チョコストロベリーがおいしい」など、好みが細分化している。また、ポテトチップチョコレートも人気で、「代購」でも「壊れやすいから送料は高い」とただし書きがあるにも関わらず、多くのユーザーに注目されている。
また、クッキーにチョコレートを挟んだバトンクッキーも話題。「チョコレートがこんなにおいしいのなら、クッキーがおいしいのも分かるよね!!」と、絶大な信頼を寄せられている。
「六花亭」はパッケージも好評
「白い恋人」は、日本土産の定番として中国人観光客にお馴染み。「白い恋人がなくなってしまった。おなかが空いたよ~」と禁断症状をツイートするネットユーザーもいるほどだ。また、最近は白い恋人の製造元である石屋製菓が出しているバームクーヘンの「白いバウム」も、じわじわと話題になっている。「休日の午後にアフタヌーンティーとしてローズティーを飲んで、白いバウムを食べるのが幸せ」というマニアックなツイートもアップされている。
さらに、老舗「六花亭」も通な中国人ネットユーザーの間で支持されている。一番人気は、フリーズドライされたいちごにチョコレートがコーティングされたストロベリーチョコ。味もさることながら、白地に素朴なイラストが描かれたそのパッケージも「かわいい」と人気を呼んでいる。
「人工着色料を使ってないから安心」
グルメな中国人ネットユーザーはそのような定番商品に飽きたらず、2ミリの薄さで抹茶やラズベリー、マンゴーなどいろいろなフレーバーが楽しめるチョコレート「カラフル・マンス」に大注目している。「こんなにカラフルなのに人工着色料を使ってないから安心」などという紹介に、「息子の誕生日に買ってあげた」「超かわいい」など、中国人ネットユーザーは即座に反応している。
北海道の牛乳人気に加え北海道チョコレートも、中国人にとっては日本の「おいしい食品リスト」の重要なアイテムとなっているようだ。
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