説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「App Storeの「ウィッシュリスト」って何?」という質問に答えます。
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iOS 7のApp Storeアプリには、「ウィッシュリスト」という機能が追加されました。画面右上にある「≡」ボタンをタップして「ウィッシュリストには現在何もありません」と表示され、はじめて存在に気付いた人も多いことでしょう。しかし、それだけでは何のことやらサッパリわかりません。
ウィッシュリストとは、ダウンロード(購入)したいアプリをとりあえず保存しておく引き出しのような存在です。慌ただしいときでも気になるアプリを登録しておくと、帰宅後の落ち着いた環境でダウンロードできます。7GB制限を避けるためできるだけモバイル回線(3G/LTE)を使いたくないという人も、とりあえずウィッシュリストへ登録しておけば、Wi-Fiが利用可能になった段階でまとめてダウンロードするという技が使えます。
登録方法はかんたん、App Storeアプリの画面で共有ボタンをタップし、現れたシートの左下にある「ウィッシュリストに追加」ボタンをタップするだけです。ウィッシュリストの「≡」ボタンは、検索画面を除く画面の右上につねに表示されているので、すぐに呼び出すことができます。
なお、ウィッシュリストに登録できるアプリは有料のものに限られます。無料アプリや購入済みのアプリは、ウィッシュリストへ登録することができません。その意味では、買うかどうか迷いがあるアプリを登録しておき自分をクールダウンさせるための機能、ということもできるでしょう。