タキイ種苗は1日、消費増税から約半月経った時点で子供を持つ女性の「家庭の食卓」に関する意識変化を調べ、その結果を発表した。

調査期間は2014年4月22日~23日、調査方法はインターネット、有効回答数は20~50代の女性220人。

事前調査で、488人を対象に増税により家計に影響を受けているか(受けそうか)と尋ねると、78.3%が「受けている(受けそう)」と回答。さらに、増税に伴い食費を減らしたか(減らす予定か)と聞くと、45.1%が「減らす」と答えた。そこで、「減らす」と回答した220人に下記の質問を行った。

増税後でも、食費を削らない(いつもと変わらない)食品を問うと、主食の「米・パン・麺類」が60.0%で最多。次いで、「野菜類」が53.6%、「肉類」が45.0%となり、主食を除いた副菜では「野菜」の需要が高かった。

増税後でも食卓から消えない(消したくない)野菜の1位は「たまねぎ」で83.2%だった。

消費税増税後でも、食卓から消えない(消したくない)野菜を教えてください

増税によって食材の保存に関する意識は高まったかと尋ねると、「高まった」が30.5%、「やや高まった」が55.5%と、合計9割弱に上った。

また、約半数の48.7%が、節約術のひとつとして「家庭菜園(ベランダ菜園)をスタートしてみようと思う」と回答した。

増税後に身の回りで起きた変化としては、「買い物の回数が減った/しなくなった」「便乗値上げが気になる」「外食を減らしている」などが目立った。