画像はイメージ

厚生労働省は、企業における高度外国人材活用の現状と課題、高度外国人材本人のニーズ等をまとめた「高度外国人材活用のための実践マニュアル」を作成した。

高度外国人の人材確保・育成のために

現在、日本の企業では高い技術力や語学力を持ち、グローバルに活躍できる高度外国人材が求められている。しかし、多くの企業が、外国人材のモチベーションアップや定着率の向上、異文化コミュニケーション等に苦慮しており、企業における高度外国人材の受入れ環境に課題があることが指摘されている。

そこで、同省は「高度外国人材の日本企業就業促進に向けた普及・啓発事業(富士通総研に委託)」を実施。有識者による検討会、外国人材本人へのヒアリング調査等を行い、企業における高度外国人材の活用等の現状と課題、高度外国人材本人のニーズ等を分析した。

このほど、それらを取りまとめた「高度外国人材活用のための実践マニュアル」を作成。高度外国人材のタイプとその特徴、人材の採用・配置について、日々の業務から、中長期的な育成方針の策定、Q&Aによるチェックリストなどのコンテンツで、高度外国人材活用促進のための参考として活用できる内容となっている。

同マニュアルは、厚生労働省ホームページからダウンロードできる。