リスクモンスターは、3月25日に20~59歳の有職者男女個人・60~69歳の男女個人を対象に「第2回 世界に誇れる日本企業」調査を実施した。有効回答数は1,000サンプル。
製造業がトップ20のうち17社を占める
同調査は、年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を対象に実施した。ランキング1位となったのは「トヨタ自動車」(64.5%)、2位は「ソニー」(40.6%)、3位は「本田技研工業(ホンダ)」(40.5%)だった。以下「パナソニック」(36.6%)、「日産自動車」(31.1%)、「キヤノン」(29.0%)、「任天堂」(26.5%)と続く。
業種としては、自動車製造業3社、電気機器製造業7社、その他製造業7社と、製造業がトップ20のうち17社を占めた。製造業以外では、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸、日本航空(JAL)がランクインしている。
選択の理由としては、全体的に「技術力」「開発力」「世界シェア」を挙げた回答が多く見られた。特に自動車や電気機器などに関しては、日本の得意分野であるという認識が回答内の随所に見られる。
前回と比べ、航空運輸業2社がランクアップ
第1回「世界に誇れる日本企業」アンケートの結果と比較したところ、上位企業のうち「トヨタ自動車」、「ソニー」、「本田技研工業(ホンダ)」、「パナソニック」、「日産自動車」「キヤノン」の上位6社は、前回と同順位を維持している。「全日本空輸(ANA)」と「日本航空(JAL)」の航空運輸業2社はそれぞれ大幅にランクアップした。
「世界に誇れる日本企業」で重視するイメージについて尋ねたところ、「技術力」を挙げる回答が62.0%と最も多かった。次いで「製品・商品の品質」(51.1%)、「世界シェア」(36.2%)、「安定性」(32.3%)となっている。