天満音楽祭実行委員会とJR西日本は、大阪市の天満地区を中心に開催している音楽イベント「天満音楽祭」が今年で15年目を迎えるのを記念し、大阪環状線初の車内音楽ライブを9月に実施すると発表した。

「TEN-ON ぐるKAN LIVE」シンボルマーク

「天満音楽祭」は、ジャンルを問わずさまざまなバンドが天満一帯で演奏を繰り広げる音楽イベント。2000年から毎年開催されており、回を重ねるごとに規模が拡大。昨年は300組以上が出演し、31会場で思い思いの演奏を行ったという。

車内音楽ライブは、天満音楽祭(10月5日)の1週間前にあたる9月28日午後、「TEN-ON ぐるKAN LIVE」の名称で1回限り実施。大阪駅を発車し、沿線の景色と演奏を楽しみながら大阪環状線を外回り(時計回り)で1周した後、天満駅まで運行する。団体貸切列車となるため、途中駅での乗降は不可。さまざまなジャンルの中から10組のバンドが出演する予定だという。

乗車・観覧は事前申込制。運行時間やライブの内容、応募方法は後日発表となる。「TEN-ON ぐるKAN LIVE」のシンボルマークも公表され、このライブが天満音楽祭とJR西日本の「大阪環状線改造プロジェクト」とのコラボレーション企画として実施されることから、ふたつのロゴマークを組み合わせたデザインとなった。