JR東日本新潟支社は、酒をテーマにした観光列車「越乃 Shu*Kura」(コシノ シュクラ)のデビューに合わせ、同列車の停車駅に酒樽をイメージした装飾駅名標を新たに設置した。
装飾駅名標の材質はリサイクルウッド。温かみを感じさせる丸みを帯びたデザインとし、駅名とともに「越乃 Shu*Kura」の文字を配している。駅名のすぐ上には、各停車駅の観光名所や特産品などを3枚の写真で紹介するスペースを設けた。
「越乃 Shu*Kura」の文字の上部に、ソーラーパネル式のLED照明を施し、きらびやかさを演出。波・稲穂・ジャズの演奏をそれぞれイメージしたイラストも配し、同列車の特徴が伝わるようにした。装飾駅名標と一緒に記念撮影が行えるよう、腰かけるためのパイプベンチなども設置している。
「越乃 Shu*Kura」はキハ40・48形気動車3両を改造した観光列車。5月2日から6月いっぱいまで、金曜日と土休日を中心に信越本線高田駅から飯山線十日町駅までの区間を1日1往復運転する。車内ではジャズの生演奏を行うほか、地元・新潟から迎えた酒・食・美の3分野の女性スペシャリストによる提案を取り入れたサービスを提供する。