「AKB48グループ大組閣祭り」でAKB48新チームBとの兼任が発表された乃木坂46の生駒里奈が28日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた新チームBの「パジャマドライブ」公演で劇場デビューを飾った。
「パジャマドライブ」公演は、2008年3月当時チームBの3rdStageとして初のオリジナル公演がスタート。その後、2011年にSKE48チームEの1stStage、2012年にJKT48の1stStage、2013年にAKB48研究生の公演、HKT48のひまわり組公演と行われてきた。そして28日、倉持明日香がキャプテンを務める新チームBの公演としてスタート。柏木由紀やチームBに戻ってきた渡辺麻友は初演時のメンバーで、約6年の歳月を経た2人の成長も見どころの1つとなっている。
この日が記念すべき劇場デビューとなる生駒は、リハーサル時から緊張している様子。冒頭のあいさつで"生駒コール"がかかると戸惑いながら目を潤ませ、「名前を呼んでもらえるか不安だったんですが、皆さんにこうして温かく迎えていただいて、本当に楽しくできてうれしいです。AKB48としての私も知っていただけるように一生懸命全力で頑張ります」とあいさつ。ユニットでは、渡辺麻友と「てもでもの涙」を披露し、息のあったダンスを披露した。
生駒は、「今日初めて劇場公演をやらせていただきました。今まではテレビを通して、一人のファンとして一人の秋田県民として見ていたので、自分がここに立っている事が本当に信じられず、運命とかそういう言葉で考えないとわからないくらい、すごく貴重な体験をさせていただいているなと思います」とコメント。「私は、AKB48のチームBの一員としてチームを盛り上げて行けるように頑張りたいと思います」と宣言し、「今日は本当に楽しかったです! メンバーのみなさんもファンの皆さんもありがとうございました!」と感謝した。
また、NMB48から移籍してきた小笠原茉由は、「"緊張しまゆゆ"なんですが、憧れの先輩がたくさんいて見習っていきたいと"思いまゆゆ"」と渡辺でおなじみの"まゆゆ"にちなんでアピール。HKT48チームKIV兼任の朝長美桜は、観客から「カシューナッツ!」の声が上がると「はーい! カシューナッツだよ!」と元気よく声援に応えた。キャプテンの倉持は、「昔やっていた神公演(と呼ばれていた初演時のパジャマドライブ公演)を超えてみせます!」と意気込んでいた。
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