健康食品メーカーのサン・クロレラはこのほど、「子供の生活習慣に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は小学生の子供をもつ女性を対象として3月27日~28日に実施。618名から回答を得た。
小学生の習い事、男児の1位は「スイミング」、女児は「ピアノ」
「食べ物の好き嫌い」を聞いたところ、好んで食べるものの1位は「ラーメン・パスタ」、2位は「うどん、そば」など麺類に人気が集まった。対して嫌いなものの1位は「なす」、2位は「グリンピース」、3位は「ピーマン」など野菜類だった。
「習い事」について質問したところ、習い事の1位は男児が「スイミング」、女児が「ピアノ」となった。学年別でみると、「スイミング」は、低学年では29.1%だったが、高学年では16.0%と少なくなり、「学習塾」は低学年8.3%、高学年では30.1%だった。
全般的に低学年ではスポーツによる「基礎体力作り」、高学年になると「勉強」を重視する傾向が読み取れ、また「3つ以上」の習い事をしている児童が約17%いることから、小学生の自由な時間の減少、親の教育費の負担の増加など現代のライフスタイルを感じさせる結果となった。
習い事が忙しくて夕食が遅くなり睡眠時間も減少
「朝食と起床時間」については、子どもの年齢に関係なく「6時台~7時台」が94.5%だった。対して「夕食と就寝時間」については、朝と違い回答にバラツキが見られた。低学年よりも中学年、高学年と学年が上がるほど就寝時間が遅くなる傾向があり、高学年では10.7%が23時以降に就寝していた。
「睡眠時間」については、就寝時間と同じく高学年になるほど睡眠時間が少なくなる傾向で、起床時間は学校の始業時間に合わせることから、就寝時間が遅くなるにつれ睡眠時間は短くなった。
夕食時間が20時以降、就寝時間が22時以降の人に「夕食が遅くなる理由」を尋ねたところ、1位は「習い事が遅くまである」、2位は「他の家族の帰宅に合わせて夕食をする」だった。また、「就寝時間が遅くなる理由」としては、1位が「テレビを見る」、2位が「パソコンやゲームをしている」だった。