マルハニチロは、20歳から59歳までの男女1,000名(男性500名、女性500名)を対象に、「魚食文化」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月4日~6日。
カッコいい魚の食べ方、断トツの1位は「魚を残さずキレイに食べる」
四方を海に囲まれた日本には、世界に誇れる特有の魚食文化がある。魚は健康面での評価も高く、積極的に食べたいと思う人も多いようだ。では、カッコいい魚介類の食べ方とはどういうものなのだろうか。
「どのような魚介類の食べ方がカッコいいと思いますか?」と質問したところ、「残さずキレイに食べる」(86.4%)が断トツの1位となった。次いで「とりたての魚介類をその場でさばいて豪快に食べる」(39.6%)、「その魚の特徴にあった調理法で食べる」(38.9%)、「各季節の旬の魚介類を食べる」(36.2%)、「魚の裏表をひっくり返さないなどマナーを守って食べる」(34.0%)といった回答が続いた。
キレイに食べることや、その場でさばいて食べることがカッコいい食べ方ということだが、では、どのくらいの人がそうした食べ方ができるのだろうか。
「魚をキレイに食べることができますか?」と聞いたところ、「できる」と答えた人は51.8%だった。また、「魚をさばくことができますか?」という質問では、「できる」と答えた人は26.0%にとどまった。「できないが、できるようになりたい」と答えた人は53.4%と、多くの人が魚をさばけるようになりたいと思っていることが分かった。
魚をさばける人はカッコいい
魚をさばける人に対してカッコいいと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた人が84.0% という結果となった。性年代別では、20代女性が92.8%、30代女性では91.2% と、若い女性の大多数が魚をさばける人を魅力的と感じることが分かった。さらに、結婚相手候補としてのポイントもアップするようだ。
作ってもらいたい魚介料理を聞いたところ、「サバの味噌煮」(30代男性)や「カレイの煮付け」(20代男性)といった定番料理のほか、「釣りたての魚をきれいにさばいて刺し身にする」(40代女性)のような"魚をさばいてほしい"という声も寄せられた。「婚活中の人は、さばく技術をマスターして、異性においしい魚介料理を振る舞ってみるのもいいかもしれない」と調査ではコメントしている。