AOKIはこのほど、太陽光や紫外線を反射する「ヒートブロックスーツ」や、家庭用洗濯機で丸洗いできる「プレミアムウォッシュスーツ」など、クールビズ向けレディス機能性スーツの販売を強化すると発表した。
2011年の春夏シーズンから販売され、信州大学繊維学部との産学協同研究で開発された「ヒートブロックスーツ」は、独自の熱ブロック加工技術により、太陽の熱などによる衣服の温度上昇を抑えられる。未加工の生地と比較し、表面の温度上昇を約10度抑える効果が実証されたという。デザイナー小川彰子氏監修の、360度キレイに見えるシルエット「プレシャスライン」をコンセプトとした「カービーシルエット」を採用したデザインに。
ドライクリーニングでは落ちにくい水溶性の汚れを効果的に落とせるという「プレミアムウォッシュスーツ」は、洗濯時に縮みを起こしにくい素材の採用や、縫製過程での工夫により、洗濯後のしわや型崩れを防ぐ機能性スーツ。15回の洗濯でもその耐久性が実証されたという。リターンカフス仕様により、折り返すと五分袖にもなる七分袖タイプや、ポリエステルを主素材とし、よりシワになりにくいタイプ、黒無地スーツをラインアップに展開する。
同社ではこれらのキャリア女性向けの機能性スーツを前年比1.5倍以上の数量で展開し、主力商品として打ち出すとのこと。