スマホの通知画面などに「アップデートしてください」と表示されているのを見かけるけれど、そもそもアップデートって何のために必要なのでしょうか?その理由を探ってみました。
iOS7.1.1へ!さらに使いやすくなったiPhone!!
2014年4月23日より、アップルはiOSのアップデート配布を開始しました。最新のバージョンは「iOS7.1.1」になります。
今回のアップデートでは、バグの修正と細かな機能の品質向上がなされました。 代表的なものを挙げると、
- Touch ID指紋認証機能がさらに向上(iPhone 5sなど、指紋認証機能搭載モデルのみ)
- キーボードの応答に影響を及ぼす問題を修正
- VoiceOverがオンの状態でBluetoothキーボードを使用している時に起きる問題を修正
といったところですが、筆者の注目は「セキュリティアップデートが含まれています」ということ。これはウィルスソフトとは別にOSを提供する各社がOSの脆弱性を修正し、堅牢性を高めているということです。スマホはPCと同じように世界中の心ないクラッカーたちの攻撃対象。こうした人たちから各OS提供会社はスマホを守ってくれるために日夜戦い続けています。
また、iOS6からiOS7へアップデートする場合と、iOS7.1.0からiOS7.1.1へアップデートする場合では意味が異なります。前者はOS刷新と呼ばれ、大幅のデザイン変更もしくは機能追加が行われています。文字通りOSが生まれ変わるといって差し障りのないもの。後者はマイナーアップデートとも呼ばれ、今回のように機能追加・デザインの大幅変更というより、バグの修正など今使っているOSの機能向上を行います。
機能が大きく変わると違うものという印象を受けるので、アップデートを躊躇してしまう気持ちはよく分かります。しかし、今回のようなバグ修正・機能改善であれば、なるべく早い段階で行ったほうが安心・安全といえます。
以上のことからもアップデートは忘れず、早めに行うことをおススメします。
ちなみに、iOSをアップデートさせるには、PC接続の場合はiTunes経由、iPhone単体で行う場合は、Wi-Fi接続が必要となります。通信状態にもよりますが、アップデート完了までにかかる時間は5~10分程度です。
■ 記事提供:gooスマホ部
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