女優の尾野真千子が、主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『極悪がんぼ』(毎週月曜21:00~21:54)の主題歌に決定した氣志團の新曲「喧嘩上等」のミュージックビデオ(以下MV)に出演することが24日、明らかになった。
『極悪がんぼ』は、怒声が飛び交う裏社会を描いた人間ドラマ。氣志團が歌う主題歌「喧嘩上等」(5月21日発売)のジャケットに尾野が出演することがすでに発表されており、学ラン&リーゼント姿の尾野と氣志團の共演写真が先日公開されたことに続き、MVの場面写真も公開された。
MVで尾野は「度胸、愛嬌、最強」の女性マネージャーを熱演。綾小路が"尾野ラン"と名づけた、腕章に「魔血呼」(マチコ)の刺しゅうが施された学ラン姿でたんかを切るシーンでは、監督から要望があった「喧嘩上等!!」のせりふが急きょ追加された。尾野は「蹴ったり、殴ったり、笑ったり、泣いたり、いろんな事をさせていただき、本当に楽しかったです!」と撮影を楽しんだ様子。
綾小路翔は、「尾野真千子さんにジャケットのカバーモデルを依頼した所、楽曲もとても気に入っていただき、MVへのご出演も可能であるとの旨ご連絡いただきました」と経緯を説明し、「自分が一番、尾野さんに演じていただきたいと思った最高に"がんぼ"な演出が、この女性マネージャーが奮闘するMVのストーリーなんです」と語った。氣志團の歴代マネージャーは女性が務めている期間が長く、日々奮闘している姿を見ていて、がんぼ(意味:やんちゃ)=マネージャーというイメージになったと言う。
また、綾小路が写真週刊誌に女性とのキス現場を掲載され、尾野から詰め寄られるシーンは、当時の女性マネージャーとの実体験がもとになっているとのこと。撮影時に綾小路は、「昔、俺、北海道で同じような事があって、ん? わからん」とシラを切った経験があると明かしていた。