恋愛・結婚マッチングサイトを運営するマッチ・ドットコム ジャパンは、東京都内在住の25~35歳の独身男女247名を対象に、旅と恋愛に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は4月15日~18日。
東京暮らしに「疲れを感じる」は6割以上
調査ではまず東京の生活に疲れを感じているかについて聞いてみた。疲れを「感じる」は27.1%、「たまに感じる」は36.8%で、全体の6割以上の人が東京暮らしに何らかの疲れを感じているという結果になった。具体的には「人が多すぎて疲れる、息苦しい(女性/25歳/経理事務)」、「常に時間に追われている気がする(女性/29歳/医療系)」「通勤時の電車が混んでいる(男性/26歳/国際物流・営業)」などの意見が見られた。また男女別では女性の方が疲れを感じている割合が高いという結果に。
逆に「感じない」と答えた人は「スーパーやコンビニがたくさんあって便利(男性/28歳/自動車製造)」、「スポーツ観戦など自分の趣味に合う場所だから(男性/34歳/システムエンジニア)」など都会の利便性を享受しているという意見のほか、「東京で生まれ育ったのでストレスは感じない(女性/31歳/営業職)」といった東京出身の人の意見も目立った。
次に、都会よりもゆっくり時間が流れる田舎の生活への憧れの有無を聞いてみたところ、憧れが「ある」が40.5%、「ない」が59.5%と、約4割の人が田舎暮らしに憧れるという結果に。結婚後の生活プランとしては都会の利便性がややリードしているようだ。
36.4%の独身男女が「旅先での出会いに期待する」
次は旅先での出会いについて。異性との出会いを期待するかどうかについて聞いてみた。全体では「期待する」は36.4%とそれほど多くはなかったが、男女別では男性が41.4%、女性が30.7%で、男性の方が旅先で異性との出会いを求める傾向にあることがわかった。
お互いの距離を縮めてくれそうな移動手段に関する質問では、1位は「自動車」の46.2%で「密室空間だから周りを気にしなくてもいい(女性/25歳/一般事務)」、「会話をする時間が長いから(女性/31歳/臨床検査技師)」など二人きりになれるという点が主な理由だった。
2位は「電車」で22.7%。「解放感と親密度のバランスがちょうどいいから(男性/28歳/フリーランス)」、「運転する必要がないのでゆっくり過ごせる(女性/33歳/秘書)」「さまざまな風景を一緒に楽しめそうだから(女性/27歳/事務)」といった意見が見られた。
3位以下は「船」「徒歩」「飛行機」と続き、「船」は「非日常的。旅行気分が一番高まり、他の人と話したくなりそう(女性/26歳/音楽教室講師)」、「徒歩」は「手をつなぎやすいから(男性/29歳/アプリケーションエンジニア)」、「飛行機」は「空の上だとテンションが上がるから(女性/33歳/保育)」といった意見がみられた。
温泉旅行で癒やされてほしいのは、お昼の顔だったアノ人
「温泉旅行にでも行って癒やされてほしい、『お疲れさま!』と思う有名人は?」という質問をしたところ、堂々のトップはタレントのタモリさん(33.6%)だった。2位はフィギュアスケート選手の浅田真央さん、3位は梨の妖精、ゆるキャラのふなっしーが続いた。4位は細胞生物学者の小保方晴子さんで「マスコミがたたきすぎでかわいそう。しばらく周りの喧騒を気にしないで過ごしてほしい(男性/30歳/機械設計)」「精神的にすごく疲れていそうだからリフレッシュしてほしい(女性/33歳/保険事務)」といった意見が寄せられた。