どこの国の人でも自分が美女・美男かどうかは気になるもの。中国のインターネット上では最近、「日本の美人識別法」なるものが話題になっている。
人差し指の先を鼻に当てて…
中国版ツイッターの「ウェイボー」でも個人ユーザーのみならず、広東の有力紙「南方都市報」系の娯楽アカウント「南都全娯楽」などの娯楽系メディア、はたまた、政治ネタが多いことで有名な「環球時報」までもが、この識別法をリツイートするほどとなっている。 「日本のあるネットユーザーがアップした」とされるこの識別法は、一体どんなものなのか。
まず、人差し指の先を鼻の頭にあて、そのまま指の付け根をあごの先にあてる。そうすると、鼻の頭と顎の先が人差し指で結ばれるようになる。この状態で、「唇が人差し指につかない人」が、美人だということになる。
実はこれ、元々、日本の美容整形ではよく用いられていた識別法。日本のインターネットをこまめにチェックしている中国のネットユーザーがたまたま見つけて、一気に広まったようだ。
「自分の美しさに自信を持っているわ」
ウェイボー上では、一般ユーザーに加え、韓雪さんや張韻芸さんなど、中国の有名芸能人も実際に試して、結果をツイートしている。韓雪さんは最初やってみた時は人差し指が唇にくっついてしまい、「私はこの識別法だと美人ではないと判定されるけど、それでも私は自分の美しさに自信を持っているわ」とツイート。しかし、翌日再トライしてみたら、見事に人差し指と唇の間に隙間ができており、「やり方を間違えていたみたい」とつぶやいている。
コメントを見ると、中国ネットユーザーの多くは、この識別法では「美人ではない」の部類に入っているようである。「鼻を高くする整形をしなければならないのか」と悩む人もあれば、「この識別法でいけば、ゾウやブタは美人になるんじゃないのか」と悔し紛れに反撃する人も。「人差し指の先ではなくて、関節の1/3以下のところを鼻の頭にくっつけて測れば、"美人"になる確率が高くなる」という抜け道を紹介するユーザーも現れ、まだまだ話題は続きそうである。
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