ソニーは24日、2014年4月に新会社「ソニー不動産」を設立したと発表した。不動産に関する売買仲介・賃貸管理・プロパティマネジメント・コンサルティングなどの総合不動産サービスを行う。

ソニー不動産では、公平性、合理性、専門性を徹底的に追求。顧客視点に立った新しい不動産総合サービススキームを導入し、高い顧客満足度の実現を目指す。また、顧客が使い易いITシステムやコールセンターを導入することで、利便性の高い不動産サービスを提供していくという。

営業開始は2014年8月1日を予定。資本金は2億5,000万円で、ソニーの100%子会社となる。代表取締役は西山和良氏。住所は東京都中央区銀座7-2-22。

ソニーは2014年4月1日付で新規事業の創出を担当する専門組織を設置。社内から提案される新技術や商品、サービスについてのアイデアを迅速に事業化する取り組みを開始した。同取り組みは、新規ビジネスコンセプトに対して、十分なビジネスモデルの検証を行い、事業化可能と判断した案件には早期に事業化を実現するためのプラットフォームを提供するもので、ソニー不動産の設立は同取り組み案件のひとつとなる。