レオパレス21はこのほど、「住み替えに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、4日~8日の期間、全国の1人暮らしをしている新大学生、新社会人、単身社会人、1人暮らしをしている新大学生の親を対象として実施。1,363名から回答を得た。
4人に1人が今住んでいる部屋に不満
回答者全員に、「今住んでいる1人暮らしの部屋に不満があり、引っ越しを考えたことがあるか」と聞いたところ、約24%が「ある」と回答。引っ越し前には事前に下見をしているにもかかわらず、入居するとおよそ4人に1人が不満を感じているという計算になる。
次に、「不満がある」と答えた人に対し、「引っ越ししてからどのくらいの期間で引っ越しを考えたか」と聞いたところ、「3か月以内」と回答した割合は59%に上った。中でも新大学生、新社会人の半数が引っ越し直後に住み替えを考えたことがあると回答。
引っ越しを考えた理由としては、「間取り」、「周囲の騒音」「家賃の負担が大きい」という回答がそれぞれ約3割ずつで、引っ越してから問題が多く現れる結果となった。
また、「不満がある」と答えた人に、「引っ越しの予定」を聞いたところ、約半数が「予定なし」と答えた。うち約60%が「金銭面」を理由に挙げていることから、金額が負担となり、気軽に住み替えできないという実態が明白になったという。